学園並木の自然は人工物

ー木.コケの調査からー

ゆり  理沙  早織

1 研究を始めたわけ

並木には木やコケがたくさんあります。外へ出かける時や、部屋から外をながめる時、私はこの木やコケたちがいなかったら、並木はどんなにさみしいところだろうと思ったことがあります。ある日、私は今まで家の前にたっているのが当たり前のように思っていた木の名前を調べてみました。すると、

ケヤキという名前でした。私は一本一本の木に名前があるということに、な

ぜかすごく感動して、もっと木のこと、またコケのことを調べてみたいと思ったので、この研究をはじめました。 

2 研究の目的

並木公園にある木、コケや、家の回りにある木、コケをさがして、どんな場所にどんな木、コケがあるかを調べる。そしてその結果から、並木地区の環境がどうなっているのかを調べる。

3 研究の方法

(1)並木にある木、コケの調査。

1 東大通り、並木2丁目、並木公園、並木ショッピングセンターにある、木、コケをさがし、全体の写真をとる。

2 木の葉、みき、花、実、えだのわかれかたなどの形や色を、くわしくスケッチする。

3 見つけた木、コケを、図鑑などの資料でくわしく調べ、種類、とくちょう、またどんな木か、みつけた日、場所をしらべる。

4. 研究の結果

01.ケヤキ

。見つけた場所 2丁目の住宅前で

。見つけた日 7月28日

。特徴

。ケヤキについて ケヤキは日本の代表的な広葉の1つ 。特に関東地方に多く、生育もよい。寿命の長い木なので、天然記念物に指定されているのも多い。文学や歌にもよく登場する 。また、木目が、美しいうえに狂いがほとんどなく湿気にもよくたえ、保存生が高いので用とが広い。ふつう 高さ20から50メートルになるが、高さ50メートル直径 5メートルに なるが、花は4から5がつに 開く。

02.赤マツ

。見つけた場所 集会所の横の道路

。見つけた日 8月26日

。特徴

。赤マツについて 野山にごくふつうにみられ、植林もさかんにおこなわれている。かんそうにかなり強いので、尾根筋などによく 生える。みきは直立するが、やや曲がり、高さ30から35メートルになるが、大きいものでは高50メートル、直径2.5メートルに達するものもある。4月ごろ花がさく。

03.スギ

。見つけた場所 並木公園の林で

。見つけた日 8月26日

。特徴

スギ゙について 日本特産で各地に多く自生し、また有田樹種として最も多植林されている。日本では最も大きく、長寿の木といわれ、屋久島には樹齢300年をこえるものもある。

大きいものは高さ65メートル直径6.5メートルにたっする。4月ごろ花が咲く。

04.オオモミジ

。見つけた場所 並木公園の川の上

。見つけた日 8月11日

。特徴 

オオモミジについて 川や沢筋などの水辺に多くはえる。高さ

10から13メートルにもなる。花は4から5月にひらく。

05.ソメイヨシノ

。見つけた場所 2丁目のアパートの後ろで

。見つけた日 8月27日

。特徴

ソメイヨシノについて

オオシマザクラとエドヒガンの雑種で、観賞用として広く植さいされている。高さ10から15メートルにもなる。3から4月、葉が出る前に、直径4から4.5センチメートルの淡紅色の花がさく。

06.ハナミズキ

。見つけた場所 並木2丁目の「なみっここうえん」の前

。見つけた日 7月28日

。特徴

。ハナミズキについて

米国東海岸からメキシコにかけて分布する。日本には明治中期に渡来してきた。1912年に当時の東京の市長がワシントンにサクラおくり、その返礼におくられた木として知られている。高さ5から12メートルになり、よく分布する。4から5月、黄緑色の花が咲く。

07.ツツジ

。見つけた場所 2丁目の住宅の前

。見つけた日 8月27日

。特徴

。ヒラドツツジについて

ヒラドツツジは長崎の平戸に古くから多数植られ、各地に広まった変異に富んだ大形ツツジの品種群の総称である。高さ1メートルまで。

.08.イチョウ

。見つけた場所 並木公園の道

。見つけた日 8月26日

。特徴

。イチョウついて

古い時代に渡来し、社寺の境内や街路樹として、広く植えられている。高さ45メートル、直径 5メートルになる。花は、4月ごろ咲く。

。09.サルスベリ

。見つけた場所 2丁目のアパート前の駐車場

。見つけた日 8月27日

。特徴

。サルスベリについて

日本には、江戸時代以前に渡来してきた。高さは3から9メートル、7から9月に直径3から4センチメートルの紅紫色、または白色の花を次々に開く。

10.ユリノキ

。見つけた場所 並木小学校前の駐車場で

。見つけた日 8月24日

。特徴

ユリノキについて

日本には、明治初期に渡来してきた。原産地では、高さ60メートルになるものもある。5から6月に花がさく。

11.オトメツバキ

。見つけた場所 2丁目のアパート前

。見つけた日 8月26日

。特徴

オトメツバキについて

3から4月に開花することが多いが12月にも咲く花はピンク

12.クリ

。見つけた場所 東大通りのわき

。見つけた日    8月29日

。特徴

。クリについて

多くの品種があり、果樹としてよくうえられている。6月から7月に花が咲く。

堅果は長い針のあるかくと「イガ」に2から3個が包まれる。

13.エゴノキ

。見つけた場所 並木ショッピングセンター

。見つけた日 8月29日

。特徴

エゴノキについて

雑木林にふつうに生え、高さ7から15メートルにもなる。果皮にはエゴサポニンがふくまれていて、新鮮なを洗濯石けんのかわりにしたり、麻酔効果があるのですりつぶして川に流し、魚とりに使ったりする。5から6月白い花をさかせる。

14.トウカエデ

。見つけた場所 東大通りのわきで   

。見つけた日 8月29日

。特徴

。トウカエデについて

紅葉が美しく、じゅせいがいいので特に街路樹としてよくうえられる。高さやく20メートルになる。4から5月に花をつける。

15.ケゼニゴケ

。見つけた場所 並木公園

。見つけた日 7月26日

。特徴

。ケゼニゴケについて

日陰の湿った所に生える。葉状態には気室やきしつこうがなく、へりや表面には少しもうじゅうものがある。しきたくは冬につくられ春にはえをのばし、表面には毛がある。葉状体のふくりんべんはほとんどない。山地のコケである。

16ホソバミズゴケ

。見つけた場所 並木公園

。見つけた日   7月26日

。特徴

。ホソバミズゴケについて

オオミズゴケより細長く、特に枝が細長く伸びる。枝につく葉は先が少し細長く伸びる。くきにつく葉広いせつじょうで先にははがある。ヒメミズゴケでは茎につく葉の先とへりに歯が出る。

18.ハマキゴケ

。見つけた場所 並木公園

。見つけた日 7月26日

。特徴

ハマキゴケについて

石垣やコンクリート上にたくさんはえる。全体にかたい感じで、乾くと葉が内側にまく。葉のちゅうろくは一本で先までととく。葉のつけね付近に、小さな長園状の無性がをつける。胞子体はめったにつけない。

19.コモチイトゴケ

。見つけた場所 並木公園

。見つけた日 7月26日

。特徴

。コモチイトゴケについて

乾いた木の幹によく生える。枝別れが多く茎は横にはう。葉はするどくとがるがたまご型で先が急に細くなる。中肋はないかがごく弱い。枝の葉のあいだに 細長い無せいがをつける。

5.考えたこと

ケヤキ、マツ、エゴノキなど、昔から日本にある木も並木にはたくさんあったが、ハナミズキやサルスベリのように外国から来た木もたくさんありました。特に東大通りなどは人が植えたような木がほとんどでした。と、いうことは、並木の木は、半分くらいは人の手でうえられた木だということが分かった。