3、  ソフトでは、何が必要なのか?
(1)一般的なソフト

ビデオ編集用として、プレミアというソフトがアドビから出ている。これが世界標準だ。本もたくさん出ている。しかしこのソフトは8万円前後するので、そう簡単に買えない。
(2)もう少し安いソフトは?

カノープスのDv-RaptorUカードを買うとMediaStudio Pro VEOEM版)Premiere LEの二つのソフトから選択することができる。無料でほとんど製品版と同様の機能を持ったソフトを使うことができて大変便利だ。また安い値段でバージョンアップができるのもいい。現在、このマシンではUleadMediaStudio Pro6.0という編集ソフトにバージョンアップしてある。プレミアによく似ているという人もいるが、動画の編集業者が専門で使っているソフトとも全体の構成は似ている。秋葉原の中央通りの裏には動画編集のアンテナショップがあり、ストリーミングサーバーの製品版や編集機器のハードやソフトを実際にみることができる。

そこまでいかなくても、メディアスタジオは大変使いやすいソフトで、総合的な力がある。アドビのソフト、たとえばディレクター等とも似た構造で、アドビの製品を使ったことがある人はわかりやすい。最近のメーカー製のデスクトップ、高いバージョンにはプレミアがついてくるものもある。今回はUleadMediaStudioPro6.0とビデオスタジオ4.0(最新は5.0)を中心に使う。
(3)キャプチャ用ソフト

編集用以外にキャプチャ用のソフトが必要だ。データを取り込むソフトは、それぞれのキャプチャーカードによって様々なものが出ている。講師用マシンではRaptorVideoを使って取り込む。

生徒用マシンではUleadVideoStudioUleadVideoWizardを使って取り込む。実際にやってみると初期のビデオ設定やケーブルの接続でとまどうことが多い。
(4)音の編集ソフト

音の編集用ソフトが必要だ。案外、音は難しい。きれいに入りにくい。そこで、多少加工できるソフトが必要だ。ここでは、AudioEditorを使っている。これはUleadMediaStudio Pro6.0の中にあり、一群のソフトのひとつだ。これ以外にも様々な音関連のソフトがあるので、試してみるといい。またマイクやテープをつないだりして音を取り込み編集したものを入れることができる。これ以外にもフリーソフト等で音用ソフトが数多く存在する。

とりあえず、この程度あれば、ビデオを取り込んで編集し、圧縮して保存することができる。ただ、これ以外にも、「Windows Media Player7」や「RealPlayer8」とか「QuickTime4」などの最新ソフトも自分のマシンに取り込んでおくことが必要だろう。インターネット上で動画を扱うことを考えたらこれ以外にも必要なものはまだある。随時取り込んでおこう。