6、取り込んだビデオファイル(AVI)を編集してみよう
(1)ビデオエディターというアイコンをダブルクリックすると、UleadのMediaStudio6.0というソフトが立ち上がる。
編集ソフトの中では、操作が容易で性能も高い。感覚的にわかりやすい構造になっている。
(2)新規作成の時既存のプロジェクションテンプレートの中からDV(NTSC48KH)を選ぶ。
繰り返しやる場合は、今あるプロジェクトなどが表示される。
そのままOKをおして作成モードに入っていこう。
(3)するとメインウインドーが開く。すべてはアイコンから命令を選択することができる。
(4)上の方にあるビデオの絵のメニューを開くと下の様なビデオを選択する画面になる。
そこで、*.AVIファイルを選んで開く。
(5)様々な画像ファイルを選択することができる。
今はAVIファイルを取り込んだ状態なので、そのファイルを選んでみよう。
(6)すると画面に黒い線が出てくるので、それをVaかVbのどちらかの場所にドラッグして離す。するとそこにビデオの画像がフレームごとに表示される。張り込んだ場所はいつでも動かすことができる。
(7)メニューの「T」のマークはタイトルを入れる場合に選択する。これを押すと下のサブウインドーが開く。
(8)このメニューを見ながら設定をして、タイトルテキストの内容を入れる。文字の大きさや種類を設定するとサイズのところにタイトルの大きさが表示される。
(9)「フォント」と「ローリング」タブのところを選択できるようになっている。そこで「ローリング」を選ぶとタイトルの様々な動きや速度などを設定できる。
(10)V1かV2、V3のところにタイトルを張り込む。Vbのところでも問題はないが動画の上にタイトルがくるので動画は見えなくなる。音声はAaのところにすでに張り込まれている。イメージファイルを張り込んだり、別のビデオと組み合わせることも簡単にできる。動画ファイルの上にマウスを持っていき右ボタンでメニューを出すと、「分離」という項目がある。一度、違うところでクリックし選択を解除し、それから音声だけを選ぶと音声のみの選択ができる。
(11)ビデオとビデオをつなげる場面で、効果をつけるには、Fxのところをダブルクリックするか、プロダクションライブラリのところから、トランジション効果を設定するウインドウを開く。トランジション効果には多くの種類があり、画面転換を十分意識させる。しかし、あまり効果をかけすぎても見づらくなる。また編集時に時間がかかる原因にもなる。
(12)ビデオフィルタは多くの種類の効果をかけることができる。画像そのものに効果をかけるので、あまりやりすぎると編集時に時間がかかる。効果的な場面で活用していくといい。
(13)効果をライブラリからFxの場所にドラッグする。黄色い枠が張り込まれる。その上でマウスの左ボタンを押し、黄色の幅を大きくしたり小さくすることができる。また矢印の向きを変えると効果を反対にすることができる。
(14)すべての設定ができたらプレビューで見てみる。効果は省略される。効果も併せて見ようとするときは、秒の表示のところでマウスをドラッグすると完成状態で見ることができる。