* ただし注意してほしいことがあります。ストロボを発光させるには約300ボルトもの電圧が必要ですので不注意にストロボの回路にさわってしまうと電撃をくらいます。最悪の場合生命に危険を及ぼすこともあるので絶対に前面のカバ−ははずさないでください。
E応用編
A.このカメラ以外の使い捨てカメラの再使用はこの場合とにています。コダックの製品はほとんど同じです。
 フジの”写るんです”の場合、むずかしい点が2つあります。1つは本体裏ブタが接着されていることです。きれいに取り外すのは難しいでしょう。2つめ、巻取りスプ−ルがないのでフィルムを鉛筆などを芯にして卷かなければなりません。その上、そのままカメラに収めるのは大変でしょう。
B.このカメラは、昼間の屋外以外は光の強さが不足するのでフラッシュを使いましょう。逆光の時もフラッシュを使えばきれいにとれます。フラッシュの電池が無くなったら単3の乾電池と交換すればよいでしょう。但し、電池を交換するためには裏蓋をあけなければいけないのでフィルムと同時でないと交換できません。内蔵されているのはアルカリマンガン電池ですのでフィルム2本くらいは交換の必要がありません。もちろん普通のマンガン電池でも使えます。
B裏ブタのあけ方 上の写真の▲印の所をドライバ−でこじると裏フタがはずれます。

Cフィルムの装填 初めに図の位置にあるギヤを”カチッ”と音のするまで回すとフィルムカウンタ−の窓に”S”が表示されます。
 ここからの操作は光が入るとフィルムをダメにしてしまうので暗いところで行わなければならなりません。(まったく何も見えないくらい真っ暗なところでやります。)本来なら暗室で行った 方がよいのですが、夜中、電灯を消し部屋のカーテンを閉め切って、押入れの中でやってもよいでしょう。また暗いところの作業なので手探りでできるように何回も練習しておいてください。
 つぎに買ってきたフィルムを図3のようにスプ−ルに巻き取ります。このとき巻く方向とパトローネの向きをまちがえないようにしてください。そして図4のように本体にセットして裏ブタを閉めます。これで明るいところに出してかまいません。あとはふたがはずれないようにセロテープでとめれば完成です。
Dその他 このカメラには39枚撮りがありますが、これを使えば12,24,36枚撮りの各フィルムが使えます。




Aフィルムの取り出し まず、取り出す前にカメラ上面のフィルムカウンターが”E”になるまでフィルムを巻き取ります。つぎにカメラをカバ−している紙をとりのぞきます。シャッタ−ボタンの反対側の底面にフィルム取り出し用のフタがあるのでそこをあければ撮影済みのフィルムがでてきます。このパトローネ(フィルムの入れ物)はカメラ屋さんに持って行けば現像してくれると思いますが、拒否される店がわずかながらあるというようなうわさも聞くので(このパトロ−ネは市販のものとは違って地味な色であるのですぐわかる。)そういう時には酒屋さんとか薬屋さんで現像してもらいましょう。(シロウトならばわからない?)
 最近流行の使い捨てカメラは、各フィルムメーカーから発売されています。しかしフィルム1本を撮影するだけなのに約\1000も払うのは「ちょっと高いかな」と感じるのは私だけではないしょう。そこでコニカの”mini2”を再使用してみたところ、好結果でしたので、ここに紹介します。このシリーズの中には画面サイズや撮影枚数などで何種類かありますが、実用的なのは39枚撮りのフラッシュ付きでしょう。
@材料 撮影済みの”mini2”,ISO400のカラーフィルム。”ISO400”とはフィルムがどれくらい光に感じやすいかを数字で表したもので普通はISO100ですからISO400は4倍だけ光に感じやすいといえるわけです。買うときは必ずISO400と指定しないとISO100のフィルムを出されることがありますから注意して下さい。メーカーはどこでもかまいません。
 撮影枚数はカメラの撮影枚数と同じかそれ以下なら使えます。ただ、一部のカメラでフィルムカウンターは39枚用で撮影可能枚数に応じてカウンターがスタートする数字を変えている物もあります。この場合はどの枚数でも使えます。
生命に危険を及ぼすこともあるので絶対に前面のカバ−ははずさないでください。

使い捨てカメラの再使用法(撮りっきりコニカ MINI2編)